日本の神奈川県のとある地方都市「松ノ宮市」。

その街に住む『天笠風吹』は、他人の意識と自分の意識を繋げるという能力を持っていた。

風吹はその能力を忌み嫌い、 能力を実の妹である天笠凪沙や

叔父であり養父でもある天笠蒼一といった家族、

そして友人にも隠して日々を過ごしていた。

そんなある日の秋、学院の旧校舎で、学生会長である『白石佳楓』に出会った。

そして彼女と共に旧校舎で女子学生が惨殺される殺人事件を目撃してしまう――。

佳楓によれば、この殺人事件は、一般人には知られていない

『第二刻印事件』と呼ばれる連続殺人事件であるようだ。

また、佳楓も風吹と同じように異能を持ち、予知夢を扱えることが告げられる。

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この事件が過去と未来を見通す2つの双星の運命を

大きく左右させていく――。